Web3.0を推進する株式会社和らしべが、プレシリーズA資金調達を実施
Web3.0を推進する株式会社和らしべが、プレシリーズA資金調達を実施
株式会社和らしべは、Mask Network、Headline Asia、日本テクノロジーベンチャーパートナーズなどよりプレシリーズA資金調達を実施しました。
調達額は不明です。
グローバル展開の第一歩として国内外からプレシリーズAの資金調達を実施させて頂きました✨
– #HiÐΞ を海外展開する新プロダクト
– #DAO 版クラウドソーシングで働き方改革
– あらゆる #web2 サービスを分散型 #web3 に置き換え最強の #web3 エコシステム構築目指します!https://t.co/DJeJf5itwe
— Tomoya Nagasawa 🇩🇪 HiÐΞ (@ocrybit) December 9, 2021
株式会社和らしべとは
株式会社和らしべは2020年3月に設立されたばかりのスタートアップ企業です。
チームメンバーは3名(2021年12月現在)でCEO 井元秀彰、CIO 佐藤有希、CTO 長澤智也が日本、ベルリンと多拠点リモートによる新しい働き方、評価方法に取り組んでいます。
分散型ブログHiÐΞ
株式会社和らしべは「法定通貨だけに依存しない経済圏を創る」をビジョンに掲げ、エコシステムをスケールさせるのに最重要な開発であるFirestore、ユーザー管理、CMSなどの古き良き技術と、BlockchainやIPFSなどの最先端のWeb3技術を統合し、次世代のアプリケーションをすぐに構築することができる「Next dapp」を開発しました。
それらのユースケースとして「分散型ブログHiÐΞ」を開発しました。
株式会社和らしべが開発中のHiÐΞ protocolとは
HiÐΞ protocolは、最先端のWeb3.0技術を統合し、通常プラットフォーム提供側が決めていた固定利用料を利用者が自由に設定できる革命的な決済システムです。
例えば、クラウドファンディングは平均16%前後、クラウドソーシングだと平均17%前後の利用料になりますが、「HiÐΞ protocol」を利用すればプラットフォーム利用の事業者が0.5%〜20%の幅で利用料を自由に設定できるとのこと。
Web2.0の時代は企業や団体が個人情報を一方的に管理・不正流出する問題が課題となっており、情報を「管理する側」が「管理される側」を不正にコントロールしたり、情報の独占による情報流出の社会課題が浮き彫りになってきました。
和らしべの「Next Dapp」や「HiÐΞ protocol」は個人資産や個人データを企業や運営側が管理する必要がなく、セキュリティはブロックチェーンに任せて、分散型ネットワークで個人が安全にデータ管理することができます。
今回の資金調達の目的と用途
今回の調達の目的としては
Mask Networkのリードにより、主に海外のプロジェクトや暗号化技術、海外ベンチャーキャピタルの連携を行い調達目的であるグルーバル展開に資金面以外でのシナジーも目的とします。
とのこと。
また、今後の展開に関しては次のようにコメントしています。
現在、Fracton Venturesが運営する日本初のWeb3.0インキュベーションプログラムに参加し、最先端のトークンエコノミクス知識やグローバルな最高峰メンター陣のサポートを受け、グローバルな組織構築へのヒントを頂きました。
日本やベルリンなどグローバルに拠点を置くメンバーのもと、いろいろな展開を予定しているようです。
新しい分散型のWEB3.0の実現に向けて、さらに活躍していってくれるスタートアップなのではないでしょうか。