乳幼児向けインクルーシブ・ブランド「IKOU」を展開する株式会社Haluが、総額1億円のシードラウンドの資金調達を完了
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乳幼児向けインクルーシブ・ブランド「IKOU」を展開する株式会社Haluが、総額1億円のシードラウンドの資金調達を完了
乳幼児向けインクルーシブ・ブランド「IKOU」を展開する株式会社Haluは、総額1億円のシードラウンドの資金調達を完了しました。
D4V、NOW、株式会社エバーセンス 、FGN ABBALab、株式会社ユニヴィスを引受先とする第三者割当増資、および金融機関からの融資によるものとのことです。
乳幼児向けインクルーシブ・ブランド「IKOU」を展開する株式会社Haluが、総額1億円のシードラウンドの資金調達を完了
株式会社Haluについて
株式会社Haluは、障がいのある子もない子も対象とする、乳幼児向けインクルーシブ・ブランド 「IKOU」を展開するスタートアップ企業です。
株式会社Haluの企業概要
【社名】株式会社 Halu(ハル)
【代表】代表取締役 松本 友理
【所在地】京都府京都市北区衣笠総門町4番地4
【設立】2020年4月
【資本金】6,400万円 (資本準備金を含む)
【情報発信】
Instagram https://www.instagram.com/ikou_design/
乳幼児向けインクルーシブ・ブランド 「IKOU」
IKOUは、”身体的チャレンジを抱える子どもたちとその家族の体験から学び、一般のファミリーも価値を感じられるデザインに還元する”という新たなアプローチのものづくりを通して、インクルーシブな社会創りに貢献することを目指すブランドです。
「IKOU」誕生のきっかけ
「IKOU」は、株式会社Haluの代表者である松本 友理氏の長男に、脳性まひによる運動機能障害があることが判明したことがきっかけだそうです。
息子さんのケアとリハビリに専念する中で、「障がい者は保護されるべき存在である」という前提の元に成り立つ社会福祉制度や、障がい児とその家族を取り巻く環境に課題を感じ、松本氏は起業を決意。
それまで勤めていたトヨタ自動車を退職し、2020年に株式会社Haluを創業されたそうです。
「IKOU」プロダクト第一号となる「IKOU ポータブルチェア」
IKOU ポータブルチェアは、家の中でも外出先でも使える、折りたたみ式のキッズチェアです。
障がいなどで体幹が弱い乳幼児のおすわりの姿勢をやさしく支える機能性と、どこへでも気軽に持って出かけられ、日常に馴染むデザイン性を追求したとのこと。
「大人用の椅子に簡単に設置できるので、外出先でキッズチェアがなくても安心」、「床置きでも使用可能なため、キャンプやピクニックでも活躍」など、ユーザーのニーズに沿ったプロダクトとなっています。
構想から3年に及んだ商品企画〜開発の過程では、ユーザーである親子の気持ちに寄り添うことを最優先に考えると同時に、世界で通用するデザインと品質のプロダクトを目指し、それぞれの分野におけるエキスパートたちの協力を得て、アイデアを形にしたそうです。
開発ストーリーやプロダクトにかける想いについては、ぜひ公式サイトをご覧ください。
また、IKOU ポータブルチェアは、2022年3月4日よりクラウドファンディングのCAMPFIREにて、予約販売を開始するとのことです。
詳しくは株式会社Halu公式サイトよりご確認ください。
今回の資金調達と背景
今回の資金調達は、“IKOU”という新たなインクルーシブ・ブランドのコンセプトを象徴する、最初のプロダクトを世に送り出すために実施したとのこと。
また今後はプロダクトだけでなく、ミッションを実現するための組織作りにも力を入れていくそうです。