衛星データをAI技術を用いて農業課題の解決に取り組むサグリ株式会社(兵庫県丹波市)が、シリーズAで約10億円の資金調達を実施

最終更新日

衛星データをAI技術を用いて農業課題の解決に取り組むサグリ株式会社(兵庫県丹波市)が、シリーズAで約10億円の資金調達を実施

衛星データをAI技術を用いて農業課題の解決に取り組むサグリ株式会社(兵庫県丹波市)が、シリーズAで約10億円の資金調達を実施しました。

今回の資金調達は第三者割当増資によるもので、引受先は千葉道場株式会社、グローバル・ブレイン株式会社が運営する複数のファンド等とのことです。

サグリ、シリーズAで約10億円の資金調達を実施

出典:サグリ株式会社プレスリリース

 

サグリ株式会社について

企業情報

【会社紹介】サグリ株式会社 (代表:坪井 俊輔)

 

サグリ株式会社の事業内容

同社では衛星データをAI技術を用いて解析することをコアな技術としており、「農地の見える化で価値を創造する」というミッションのもと環境問題や社会問題の課題解決を目指しています。

これまでに、

  • 耕作放棄地がひと目でわかる農地パトロールアプリ「アクタバ」
  • 作付け状況がひと目でわかる「デタバ」
  • 全国の農地所有者と作り手・担い手をつなげ、農地の利用を促進するサービス「ニナタバ」
  • 生育・土壌状態を見える化し全ての圃場をラクラク管理する「Sagri」

などを提供。

シンガポールとインドに現地法人を有するなど、海外事業も展開しています。

 

今回の資金調達の目的と背景

同社は今後、民間企業向けの農地マッチングや脱炭素事業による事業拡大を進めていき、「人類と地球の共存を実現する」未来を創りたいと考えているとのこと。

今回調達した資金は脱炭素事業などのプロダクトだけでなく、更なる採用加速を行い、プロダクトエンジニアや研究開発組織の強化、グローバル組織体制の構築などに活用していくそうです。