培養肉を開発するダイバースファーム株式会社が、株式投資型クラウドファンディングを開始
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培養肉を開発するダイバースファーム株式会社が、株式投資型クラウドファンディングを開始
培養肉を開発するダイバースファーム株式会社が、株式投資型クラウドファンディングを開始しました。
株式投資型クラウドファンディングはイークラウド株式会社によるもので、2022年4月22日(金)19時30分より募集開始したそうです。
【🐔ダイバースファーム、メディア掲載🍖】
「日経バイオテク」に、イークラウド11号案件「ダイバースファーム」の募集に関する記事が掲載されました。お申込みの受付開始は本日、4月22日(金)の19:30〜です。https://t.co/EPnQDvjI0I
— イークラウド株式会社 (@ecrowd_info) April 22, 2022
ダイバースファーム株式会社について
ダイバースファーム株式会社は、バイオ技術を持つティシューバイネット株式会社とミシュランで認められた調理技術を持つ「雲鶴」が共同で設立し、鶏生産者の阿部農場も経営参加したスタートアップ企業です。
ダイバースファーム株式会社の企業概要
【企業名】ダイバースファーム株式会社
【所在地】大阪市北区天満1-18-17
【代表者】代表取締役社長:大野次郎
【設立】2020年9月
【事業内容】培養肉の開発・製造・販売
【公式サイト】https://www.diversefarm.com/
培養肉とは
培養肉とは、動物の細胞から作製した食肉です。
動物から少量のタネ細胞を採取し、培養液の中で増殖させて作製します。
元々は 医療向けの人工臓器を作製するために開発された技術を使っています。
ダイバースファーム株式会社では、原材料は全て食材として使われている物のみを用いて作られます。また、遺伝子操作などは行っていないとのことです。
培養肉のメリットと問題点
培養肉のメリットとして
- 料理人の要望にあった肉質、脂肪量、更にアミノ酸などの組成割合のコントロールができるようになる
- 完全無菌状態で培養するため、長期間保存の実現や食中毒予防、および、疫病による汚染などの影響がない
- 安定供給が可能
という点が挙げられます。
人口増加などを背景に、世界的に食料、特に食肉の供給難が予想されており、発展途上国のみならず、先進国においても近い将来直面する問題となっています。
ダイバースファーム株式会社では、その問題に立ち向かうべく、本格培養肉開発を推進していくそうです。
ただし、問題点として挙げられるのが培養肉はまだ日本では認可されておらず、関係各機関とルール作りを進めている段階であるという点です。
この問題点も速やかに克服できるよう、ダイバースファーム株式会社では各関係機関と連携し、進めていくそうです。
出典:ダイバースファーム株式会社公式サイト、ダイバースファーム株式会社プレスリリース
株式投資型クラウドファンディングにおける募集概要
「株式投資型クラウドファンディング」は、インターネットを通じて非上場のベンチャー企業に投資を行える仕組みです。
今回の株式投資型クラウドファンディングにおける募集概要は、下記の通りです。
【募集予定期間】開始:2022年4月22日(金) ~ 終了:2022年5月6日(金)
【目標募集額】1,494万9千円(上限募集額:9,900万円)
【資金使途】研究開発費、設備投資費、人件費
【募集ページ】https://ecrowd.co.jp/projects/11
※2022年4月25日現在、目標募集額はすでに達成しているようです!
募集開始から1日たたずして100人のエンジェル投資家に応援いただいております。
目標金額も突破!
研究者✕料理人✕養鶏場生産者でブランド培養肉の食文化定着に挑むダイバースファーム。
(代替肉じゃないよ)#培養肉 #エンジェル投資 #応援 #起業家 pic.twitter.com/yY2F4ZdfNc— 菊地@イークラウド(株式投資型クラウドファンディングでベンチャー企業の応援団を作る!) (@kicrowdfunding) April 23, 2022
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培養肉は最近話題を集めているということもあり、クラウドファンディングの支援も大きなものとなっていますね!
これからも注目していきたいと思います!