株式会社AZOOがレートシード資金調達を完了。コロナ後を見据え、ホテルシステム「WASIMIL」をさらに増強

最終更新日

株式会社AZOOがレートシード資金調達を完了

株式会社AZOOがレートシード期の資金調達を完了したそうです。

資金調達先は日本政策金融公庫、京都銀行、GxPartners、NEXT BLUE、W Ventures。調達額は非公表となっています。

コロナを受けた変革期に、宿泊業の新たな課題も解決可能に。データ活用でホテル業務のDXを進める『WASIMIL(ワシミル)』開発企業がレートシード資金調達を完了

株式会社AZOOとは

株式会社AZOOは、宿泊業のDXを目指し、ホテル業務に必要な機能を一元化したホテルシステム『WASIMIL』を開発するスタートアップ企業です。

『WASIMIL』は、宿泊の予約から顧客管理、マーケティング、収益管理やホテル専門家によるE−learningを統合したDXシステム。

慢性的な人手不足や業務効率の非効率さが問題となっている宿泊業界において、いま大きな注目を集めているシステムです。

出典:株式会社AZOOプレスリリース

資金調達の使用用途

今回調達した資金の使い道は、

増資した資金使途は、開発中のホテルシステムのユーザビリティ向上、宿泊施設のサポート体制強化に向けた人材採用やセールス・カスタマーサクセスチームの新設に活用してまいります。

とのこと。特に2021年9月30日に新設されるカスタマーサクセスチームは

当社のセールス・カスタマーサクセスチームの理念は”お客様の課題に寄り添い、ホテル・旅館の事業成功に寄与する”ことです。
現場の悩みや課題を解決するためのヒアリングを行いながら、宿泊施設ごとの課題に合わせたシステム利用の提案を行うほか、将来的な各宿泊施設のシステム開発に活かすところまで支援をしていきたいと考えています。
単なるサポートで終わるのではなく、当社のシステムを利用した後の事業の成功まで見据えた活動を行ってまいります。

出典:株式会社AZOOプレスリリース

と記載があります。今回の資金調達により、より手厚く、将来を見据えたサポートが期待できそうですね。

また、資金調達先からのコメントには

今後中長期で見ると必ず大きな波となって復活してくる旅行需要を前にし、日本のユニークなステイ体験やトラベル体験を支援できるプレイヤーを探しておりました。

と記載があります。

たしかにコロナ後は、いまの反動で旅行業界には盛況が期待できそうです。

繁忙期に備え、今こそシステムを整えておきたい宿泊業者様にとっては、注目のサービスではないでしょうか。