レストラン向けのアプリサービスの「シコメル」のシコメルフードテックが、新たに1.5億円の資金調達を実施
飲食・食品業界のDXを推進するシコメルフードテックが、新たに1.5億円の資金調達を実施&渋谷オフィス開設
飲食・食品業界のDXを推進するシコメルフードテックが、新たに1.5億円の資金調達を実施したそうです。
調達額は1.5億円。出資者はユナイテッド株式会社、株式会社セブンスターズキャピタル、株式会社グローウィング、塚本郵便逓送株式会社、他個人投資家4名とのことです。
また、同時に渋谷へオフィスを開設するそうです。
飲食・食品業界のDXを推進するシコメルフードテックが、新たに1.5億円の資金調達を実施&渋谷オフィス開設
シコメルフードテックとは
シコメルフードテックは、大阪市にあるスタートアップ企業です。
お店で提供するメニューの仕込みを発注できる、レストラン向けのアプリサービスの「シコメル」や、ミールキットなどEC販売やクラウドファンディングの返礼品をフルフィルメントでサポートする「タノメルbyシコメル」と「タノメルクラファン」などを提供しています。
2019年創業の新しい企業ではあるものの、事業拡大を続けており勢いがあり、注目を集めているスタートアップだと思います。
出典:シコメルフードテックプレスリリース、シコメルフード公式サイト、㈱ユナイテッドプレスリリース
今回の資金調達の目的
今回の資金調達の目的は、下記のように発表されています。
当社は『食のサプライチェーンDXで世界をもっと美味しく豊かに簡単に』を事業ミッションとし、3つのサービスを展開しております。
その1つに飲食店と食品工場間の仕込みレシピ共有や受発注データのAI解析を推進することで工数削減及び受発注最適化を行うアプリ 「シコメル」があります。
今回の資金調達により、シコメル業態の開発、アカウントの増加、アプリの機能開発を成長戦略とし、事業拡大に向け一層加速してまいります。
とのこと。
新型コロナウイルスの影響により、臨機応変な対応が求められる飲食業において、柔軟性の高さや合理性は最も重要な点だと感じます。
それに対して、飲食業に対するDX化は今後ますます必要となってくると思いますので、シコメルフードテックに対する世間の期待も大きいのではないかと思います。
それが今回の資金調達額にもつながっているのではないでしょうか。投資家からのコメントからも、期待を感じますね。
株式会社グローウィング 代表取締役 田川 翔氏(株式会社ギフト創業者)
現在、飲食業界の状況は大きく変化しております。この苦難な時代を乗り切るためには、アフターコロナ以降、飲食店のDX導入は不可欠と考えております。
シコメルフードテックはシコメルアプリを通じてたくさんの飲食店と繋がっており、未来を生き抜いていくための切り札となると思い、この度出資させていただきました。
出典:シコメルフードテックプレスリリース、㈱ユナイテッドプレスリリース
渋谷オフィスも開設
シコメルフードテックは大阪市の企業ですが、渋谷オフィスも開設し、物流拠点も関東に開設するとのこと。
その目的として
今後更なる事業拡大や新規事業を促進するために、この度渋谷オフィスの開設にいたりました。
弊社の顧客である飲食店様の大半は東京であり、また新型コロナウイルスの感染拡大で外食需要が大きく落ち込むなかでも、フードデリバリー業態への新規参入は活発であることから、更なる市場拡大が見込めると考えております。
今後は物流拠点も関東に開設し、効率化を図り、スムーズな物流を実現していきます。
と発表されています。
大阪から東京へ、そして世界へと羽ばたいていってほしいですね!
今後の活躍にも期待したいと思います。
なかなか面白いね!確かにこの部分外注できるのは業態によってアリかも。
提供メニューの「仕込み」を発注できる飲⾷店向けアプリ「シコメル」を運営するシコメルフードテックが1.5億円調達 https://t.co/M8jy50stvl
— 齋藤 久平 (@Qhey3110) September 25, 2021
出典:シコメルフードテックプレスリリース、㈱ユナイテッドプレスリリース