バーチャル空間プラットフォーム「XR CLOUD」を開発するmonoAI technology株式会社が7.5億円の資金調達を完了
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バーチャル空間プラットフォーム「XR CLOUD」を開発するmonoAI technology株式会社が7.5億円の資金調達を完了
バーチャル空間プラットフォーム「XR CLOUD」を開発するmonoAI technology株式会社が7.5億円の資金調達を完了しました。
引受先はSony Innovation Fund、GMCM VENTURES PTE. LTD.、きらぼしキャピタル夢・はばたき1号投資事業有限責任組合、株式会社アドウェイズ、株式会社イグニス、個人投資家とのことです。
今回の資金調達により、累計調達額は15億2,500万円となったそうです。
バーチャル空間プラットフォーム「XR CLOUD」を開発するmonoAI technology株式会社が7.5億円の資金調達を完了
出典:monoAI technology株式会社プレスリリース、公式サイト
monoAI technology株式会社について
monoAI technology株式会社はゲームの技術をベースにエンターテインメントから仮想オフィス、バーチャル展示会といったソリューションまで、幅広いコンテンツを提供しているスタートアップ企業です。
2013年に設立されました。
monoAI technology株式会社の概要
【会社名】 monoAI technology株式会社(モノアイテクノロジー)
【設立】 2013年1月(創業:2005年7月)
【資本金】 407,500千円
【所在地】兵庫県神戸市中央区京町78番地 三宮京町ビル 3階 A号室
【代表者】代表取締役社長 本城 嘉太郎
【従業員数】 116名
【事業内容】
1. ゲーム開発事業
2. XR事業
3. AIQA事業(AIQVE ONE株式会社)
【情報発信】主にwantedly(https://www.wantedly.com/companies/company_5190480)にて情報発信をされているようです。
出典:monoAI technology株式会社wantedly
バーチャル空間プラットフォーム「XR CLOUD」とは
monoAI technology株式会社が提供するバーチャル空間プラットフォーム「XR CLOUD」は業界最大規模の10万人が同時接続可能なバーチャル空間開発ソリューショションです。
超大規模同時接続エンジンを搭載しており、大勢が1つの空間に同時接続でき、今まではその場所に行かなければ参加できなかった空間に、どこからでも参加可能です。
XRやITに関する技術的な知識を特に必要とせず、企業担当者のどなたでもmonoAIに相談することで、高品質のバーチャル空間上でのイベントを手軽に開催することができるとのこと。
商談展示会やパブリックビューイングなどのイベント会場やオフィス、学校など新たなパブリックコミュニケーションスペースとして利用できるそうです。
「XR CLOUD」はメタバース領域で注目のサービス
「XR CLOUD」は、monoAI technologyがこれまでに培った通信技術とAI技術をコアに最新技術を取り入れたサービスで、メタバース領域にて大きな注目を集めています。
近年、メタバースは各方面から大きな関心を集めており、Bloombergの推計では、2024年に7,833億ドルにまで市場が拡大されることが予想されているとのことです。
※メタバース…コンピュータやコンピュータネットワークの中に構築された、現実世界とは異なる3次元の仮想空間やそのサービスのこと/wikipediaより
今回の資金調達の目的と今後の展望
monoAIは、早くからバーチャル空間の可能性に着目しており、「XR CLOUD」の強化によって市場をリードしていきたいという狙いがあるようです。
今回の資金調達により、さらなる研究開発及び、事業を強化していくそうです。
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「メタバース」という言葉は最近よく耳にするようになりましたよね。
「どこにいてもバーチャルで参加できる」というのは、企業にとっても参加する人にとっても大きなメリットですし、新型コロナウィルスの影響も追い風となっていると思います。
今後さらに発展を遂げていく分野になりそうですね。
monoAI technologyは早くからバーチャル空間に注目し、いち早く最新技術を取り入れてきたとのことで、メタバース領域においても大きなアドバンテージがありそうです。今後の展開にも期待したいですね!