エッジAIプロセッサ「AiOnIc®」を開発するArchiTek株式会社がシリーズCラウンドで約11.8億円の資金調達を実施
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エッジAIプロセッサ「AiOnIc®」を開発するArchiTek株式会社がシリーズCラウンドで約11.8億円の資金調達を実施
エッジAIプロセッサ「AiOnIc®」を開発するArchiTek株式会社がシリーズCラウンドで約11.8億円の資金調達を実施しました。
今回の資金調達は第三者割当増資によるもので、引受先は、シリーズA・Bラウンドの投資家株主の中から、未来創生ファンドほか2社の既存投資家の他、法人投資家6社及びエンジェル投資家1名の新規投資家、並びに同社経営陣とのこと。
また、この度の調達によりArchiTek社の資金調達額は累計で、約21億円強となったそうです。
エッジAIプロセッサ「AiOnIc®」を開発するArchiTek株式会社がシリーズCラウンドで約11.8億円の資金調達を実施
ArchiTek株式会社について
ArchiTek株式会社の企業概要については、下記の通りです。
ArchiTek株式会社の企業概要
【企業名】ArchiTek株式会社
【所在地】大阪府大阪市西区北堀江1丁目1番29号
【代表者】代表取締役 高田周一
【設立】2011年9月29日
【事業内容】エッジAI及び画像処理プロセッサの論理回路開発並びにソフトウェア販売
【資本金】1億円(2020年5月18日現在)
【公式サイト】https://architek.ai/
【公式Twitter】https://twitter.com/ArchiTekCorp
エッジAIチップ AiOnIc®について
エッジAIチップ AiOnIc®は、AI・画像・音声処理により必要な情報やデータをリアルタイムに検知・処理することができます。
AI処理と画像・音声処理をワンチップで実現できるため、小型・低コストの組込みシステムの構築が可能となるとのこと。
また、冷却ファンが不要であるため、物理的な不具合を起こしにくく、かつバッテリー駆動が可能であるため、設置場所の自由度が向上するそうです。
今回の資金調達の目的
今回の資金調達は、AiOnIc®の量産のためのマスク製造費、AiOnIc®に搭載する他社製の回路IP(知財)費、並びに関連するソフトウェア開発費への充当が目的とのこと。
同社は、来年度中のAiOnIc®の販売開始を計画しているそうです。
その際、部品としてのチップ販売だけでなく、AiOnIc®を搭載したカメラモジュールやシングルボードコンピュータ、並びに関連ソフトウェアを発売することを計画し、より多くのユーザー様に小規模からご活用頂けるよう、鋭意開発を進めているとのことです。