オートファジー技術による健康長寿社会の実現を目指す株式会社AutoPhagyGO(オートファジーゴー)が、資金調達を実施
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オートファジー技術による健康長寿社会の実現を目指す株式会社AutoPhagyGOが、資金調達を実施
オートファジー技術による健康長寿社会の実現を目指す株式会社AutoPhagyGOが、資金調達を実施しました。
今回の資金調達は、リアルテックホールディングス株式会社が運営するリアルテックファンドによるもので、調達額は非公表のようです。
リアルテックファンドは、オートファジー技術を活用した創薬開発を行うAutoPhagyGOへ新規出資しました!同社はオートファジー制御技術の社会実装により、人生の後期に訪れる不健康な期間を減らすことで社会保障コストを低減せしめ、健康長寿社会の実現を目指します。https://t.co/Pc9qg0lXqh
— Real Tech Holdings(リアルテックホールディングス) (@RealTechHD) June 14, 2022
株式会社AutoPhagyGOについて
株式会社AutoPhagyGOは、2019年に設立された、大阪大学発スタートアップです。
株式会社AutoPhagyGOの企業概要
【設立年月】2019年6月
【所在地】大阪府吹田市
【代表者】石堂美和子
【資本金】212百万円
【事業内容】オートファジ―活性調節を実現する物質を用いた創薬及び他商材の開発
【公式サイト】https://autophagygo.com
オートファジー技術とは?その将来性
オートファジーとは、細胞内の自己成分を分解し、再利用するメカニズムです。
その活性は各種老化関連症状と密接な関係性があることが近年見出されてきています。
AutoPhagyGO社は、この寿命制御のコアメカニズムであるオートファジーを調整することにより、老化に関連した様々な現象や疾患の予防・治療を行うことを目指しているとのこと。
また、AutoPhagyGO社は、各企業との共同研究で得られた知見・ノウハウをベースに産業活用の基盤を作り、プラットホーム内での企業間のコラボレーションマッチングを促進し、得られた資金を再び大学との基礎・臨床研究に循環させる、新しいタイプの大学発スタートアップを目指しているそうです。
今回の資金調達の目的と背景
今回調達した資金は、主として動物疾患モデルにおけるオートファジー創薬コンセプトについてのPOCの取得や創薬以外の自社主導商品開発費用に充当する予定とのことです。