【資金調達】株式会社GramEye(茨木市)が、シリーズBラウンドで5.7億円を調達|AIで感染症診療支援・公衆衛生向上に貢献

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【資金調達】株式会社GramEye(茨木市)が、シリーズBラウンドで5.7億円を調達|AIで感染症診療支援・公衆衛生向上に貢献

株式会社GramEye(本社:大阪府茨木市、代表取締役:平岡 悠)は、シリーズBラウンドにて総額5.7億円の資金調達を完了しました。

今回の調達により、抗菌薬適正使用支援をはじめとしたAI・ロボティクスソリューションのグローバル展開を加速させます。

 

AIにより社会課題解決へコミット。GramEye、シリーズBラウンドにて5.7億円の資金調達を完了

出典:株式会社GramEye プレスリリース

 

GramEyeの資金調達概要

  • 調達額:シリーズBラウンドで5.7億円

  • 引受先:Beyond Next Ventures(新規)、株式会社サムライインキュベート、NES株式会社(既存)

  • 累計調達額:16.5億円(助成金・出資含む)

  • 助成金:NEDO PCA事業採択による4.2億円など複数

 

資金調達の背景と目的

GramEyeは、2025年1月に**グラム染色工程を自動化するAI・ロボティクスソリューション「Mycrium®」**を発売し、臨床現場への導入を開始しました。

ユーザーからのフィードバックをもとにAI機能やハードウェアの改良を重ね、次なる成長ステージとしてグローバル展開や新規事業開発を見据えて、今回のシリーズBラウンドを実施しています。

調達資金の主な使途

  1. 既存ソリューションのAIおよびハードウェア強化

  2. 米国FDA承認を含む海外展開の推進

  3. 新規CDSS(臨床意思決定支援システム)の開発

 

株式会社GramEyeについて

企業情報

【会社紹介】株式会社GramEye (代表:平岡 悠)

 

グラム染色工程を自動化するAI・ロボティクスソリューション「Mycrium®」

Mycrium は、細菌検査で使われる「グラム染色」の工程 ― 染色、顕微鏡観察、菌種判定、報告 ― を AI とロボティクスで自動化する装置です。

これにより、 検査業務の効率化、省力化、ヒューマンエラーの防止 を実現。経験やスキルに依存せず、安定した判定が可能。

また、24時間・365日対応が可能で、検査→判定→報告までの時間が大幅に短縮され、 抗菌薬の適正使用 や 薬剤耐性菌対策 への貢献を目指しています。

出典:株式会社GramEye公式サイト

 

GramEyeの今後の展望

GramEyeは、AI×ロボティクス技術を通じて地球規模の公衆衛生課題に取り組む企業です。今回のシリーズBラウンドによる資金調達を活かし、国内外での事業拡大と新規ソリューション開発を加速させます。

AIによる感染症診療支援の実用化を通じ、医療現場の効率化と公衆衛生向上に貢献することを目指しています。

GramEyeの採用強化

GramEyeでは、事業拡大およびグローバル展開に伴い、全ポジションで即戦力人材の採用を強化しています。

既存事業の募集ポジション

  • 経営幹部(CSO/COO)

  • 営業(中四国・北関東東北エリア担当)

  • 機械設計エンジニア(グラム染色自動化システム)

新規事業の募集ポジション

  • 機械・電気設計エンジニア(新規AIプロジェクト)

  • プロジェクトマネージャー(感染症診療支援AI・プログラム医療機器開発)

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