「WorkstyleOS」を提供するACALL株式会社が、シリーズBファーストクローズで10億円の資金調達を実施
目次
「WorkstyleOS」を提供するACALL株式会社が、10億円の資金調達を実施
WorkstyleOS(ワークスタイルオーエス)”を提供するACALL株式会社は、シリーズBファーストクローズで10億円の資金調達を実施しました。
今回の資金調達は、ジャフコ グループ株式会社が運営する投資事業有限責任組合とEmellience Partners 株式会社を引受先とする第三者割当増資によるものだそうです。
これにより、これまでの累計調達額は18億円となったそうです。
このたびシリーズBファーストクローズとして10億円の資金調達を実施しました。働く場所と時間の多様化はメリットとデメリットをあわせもった世界共通のテーマです。日本起点のワークスタイルデザインSaaSとしてグローバルにスケールしてまいります。 https://t.co/41SNmiURoG
— 長沼斉寿(Acall JP) (@YoshiNaganuma) May 25, 2022
ACALL株式会社について
ACALL株式会社は、働く場所や時間が一律・固定から分散・流動化していく中で、どこでも安心、安全、快適なワークスタイルを実現する「WorkstyleOS」を開発・提供しているスタートアップ企業です。
2010年に設立されました。
ACALL株式会社の企業概要
【会社名】ACALL株式会社
【事業内容】WorkstyleOSの開発および提供
【所在地】
神戸本社 兵庫県神戸市中央区加納町4丁目2番1号 神戸三宮阪急ビル 13階
【代表取締役】長沼斉寿/Twitterアカウント
【設立】2010年10月
【資本金】18億4,000万円(準備資本金含む・2022年4月時点)
【公式サイト】https://corp.acall.jp/
WorkstyleOS(ワークスタイルオーエス)について
WorkstyleOS(ワークスタイルオーエス)は、様々なワークスペースとモノ、行動、そして人をつなげ、どこでも安心・安全・快適なはたらき方を実現するスマートオフィスプラットフォームです。
WorkstyleOSの特徴
WorkstyleOSの特徴として、下記3点が挙げられます。
1.次世代エンタープライズオフィスの実現
分散や効率化ではたらきやすいオフィス環境づくり
2.はたらく場所の選択肢を広げる
個人のはたらき方を大切にするチェックイン管理
3.データの可視化と分析
スペース運営の面倒・不便の解消
働く場所と時間、そして生産性に着目することで、柔軟な選択肢を享受したいワーカーと、持続可能な経営を実現したい企業の間に横たわる“溝”を埋めて、ワーカー個人が主体的にワークスタイルを選択できる社会を実現させていくプラットフォームを目指しているとのことです。
WorkstyleOSは成長率331.6%
WorkstyleOSのオフィスの省人化を実現する機能や、「誰が・どこで」働いているかをチームで共有し、コミュニケーションのきっかけを作り出す機能は、ハイブリッドワーク下の多くのワーカーから共感を得て、スタートアップから大企業まで導入が増加。
過去3決算期の売上高の成長率は331.6%と大きな成長を遂げているそうです。
今回の資金調達の目的と背景
このたびの資金調達の目的には、大きく2つの軸があるとのこと。
1.オフィスやシェアオフィスなどオフラインのDX体験向上と、ワークプレイスを超えたオンライン上でのコミュニケーションの活性化
具体的には、オフラインの場では、機械ができることは機械に任せて、人間がより豊かに生きるための場の創造に貢献するとともに、オンラインの場については、リモートワークでのチェックイン体験を高めることで、ワーカーおよびチームが、オフラインとオンラインを意識することなく、パフォーマンスをチームとして最大化できるエンパワーメントサービスを目指すそうです。
2.プロダクト機能のグローバル対応
多言語対応やそれぞれの国における商習慣に付随した機能を追加することで、世界共通の課題である“働く場所と時間の選択肢を広げること”を世界規模で解決していくそうです。