【資金調達】介護施設での転倒リスク可視化サービス「SAA」を開発するRehabilitation3.0株式会社が、資金調達を実施
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【資金調達】介護施設での転倒リスク可視化サービス「SAA」を開発するRehabilitation3.0株式会社が、資金調達を実施
介護施設での転倒リスク可視化サービス「SAA」を開発するRehabilitation3.0株式会社が、資金調達を実施しました。
今回の資金調達は池田泉州キャピタル、QXLV、その他個人投資家を引受先とした第三者割当増資によるものだそうです。
出典:Rehabilitation3.0株式会社 プレスリリース
Rehabilitation3.0株式会社について
「SAA(Sleep Activity Assessment)」について
「SAA(Sleep Activity Assessment)」は、熟練の作業療法士が介護現場で実施しているリハビリテーションを、品質を落とさずより多くの人に届けるためのシステムです。
睡眠時に各種センサーから取得できるバイタルデータを活用し、独自開発のAIが運動能力と認知能力を測定。
人ごとにその日にあった最適な運動プログラムを提案してくれるだけでなく、認知能力が低下している、もしくは転倒リスクのある高齢者を可視化できる機能も搭載しています。
2020年1月から医療施設で3回の実証実験を行い、AIの精度は93%に達しており、試作アプリの有用性検証も完了しているそうです。
出典:Rehabilitation3.0株式会社 プレスリリース
今回の資金調達の目的
今回の資金調達で調達した資金は、「SAA」の今年4月の正式版ローンチに向けて、プロダクトマネジメント、エンジニアリング、セールスなどの人材採用と組織体制の強化にあてる予定とのこと。
今後は複数のセンサーメーカーとの協業を積極的に進め、医療介護機器商社との連携を一層強化し、より高度な見守り機能とヘルスケア支援を提供し、ユーザーと医療介護施設の双方に価値を提供するための充実した体制を築いていくそうです。