消防設備点検アプリ「テンケンウォッチャ」を提供する株式会社Bit peepsがフューチャーベンチャーキャピタル株式会社より資金調達
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消防設備点検アプリ「テンケンウォッチャ」を提供する株式会社Bit peepsがフューチャーベンチャーキャピタル株式会社より資金調達
フューチャーベンチャーキャピタル株式会社は、 神戸信用金庫と共同で設立したこうべしんきんステップアップ投資事業有限責任組合より、株式会社Bit peepsに投資を実行しました。
投資額は非公表のようです。
フューチャーベンチャーキャピタル株式会社が、「テンケンウォッチャ」を提供する株式会社Bit peepsに資金提供を実行
出典:フューチャーベンチャーキャピタル株式会社プレスリリース
「テンケンウォッチャ」などを提供する株式会社Bit peepsとは
株式会社Bit peepsは、消防設備メンテナンスのDX化に取り組むスタートアップ企業で、2019年に神戸にて設立されました。
テクノロジーが行き届きにくい現場・業務・顧客に対して、現場のプロセスを分析・検討・考慮し、独自のICT/IoT技術を活用して、現場の省人化・生産性の向上・DXを提供している企業です。
代表プロダクトは、センサーとクラウドシステムを活用した“スマホアプリ”による消防点検・改修工事などに対応した遠隔監視・操作ができるサービス、IoT点検機材サービスである「テンケンウォッチャ」。
そして、災害時行動支援システムの「ボウサイコンパス」などがあります。
株式会社Bit peepsは有望なスタートアップにサポートプログラムを提供しているOIHシードアクセラレーションプログラムにも参画していました。
手厚い支援を受け、今後の大きな成長が期待されているスタートアップの一つです。
第11期プログラム参加スタートアップ企業一覧(出典:OIH公式サイト)
今回の投資実行の目的は?投資元からの期待
今回の投資に寄せる期待として、投資元のフューチャーベンチャーキャピタル株式会社からは下記のコメントが発表されています。
消防設備の点検業務は人手不足が深刻な現場であり、消防設備の点検は義務化されているにも関わらず約50%しか行われていません。
同社が開発した「テンケンウォッチャ」は消防設備の点検業務の大半を占める火災感知器点検の省人化を促すIoT機器です。
点検業務の生産性を向上させることで、消防設備の点検業務の実施率改善に寄与することが期待されます。
とのこと。
出典:フューチャーベンチャーキャピタル株式会社プレスリリース
また、株式会社Bit peepsのサイト上にも、「テンケンウォッチャ」を利用することでのメリットが下記のように図解されていました。
消防設備メンテナンスはかなりニッチな産業だと思うのですが、そこをDX化していこうという着眼点の鋭さがすごいなと思いました。
また、OIHシードアクセラレーションプログラムにも参加していたということもあり、今回の資金調達をはじめ今後の活躍もさらに期待される企業だと思います。
引き続きこちらでも情報があればニュースにしていきたいと思います!