消防DXサービス「FireChief」を提供する株式会社タヌキテックが資金調達を実施

消防DXサービス「FireChief」を提供する株式会社タヌキテックが資金調達を実施

消防DXサービス「FireChief」を提供する株式会社タヌキテックが資金調達を実施しました。

今回の資金調達は融資及び第三者割当増資によるもので、引受先はコロプラネクスト7号ファンド投資事業組合、ベンチャーキャピタル1社、個人投資家及び弊社株主による増資、但馬銀行京都支店、京都銀行三条支店、京都中央信用金庫本店とのことです。

 

株式会社タヌキテックについて

株式会社タヌキテックは、2018年に創業したスタートアップ企業です。

消防団出場指令及び動態管理システム『FireChief』の開発と運用等を手掛けています。

株式会社タヌキテックの企業概要

【社名】株式会社タヌキテック

【設立】2018年12月12日

【資本金】91,520,045円(資本準備金含む)

【所在地】京都市中京区下丸屋町403

【代表取締役】市川浩也

【事業内容】消防団出場指令及び動態管理システム『FireChief』の開発と運用
ICTを活用した防災
消防団コンサルティング業務

【公式サイト】https://tanuki-tech.co.jp/

出典:株式会社タヌキテック公式サイト

 

消防DXサービス「FireChief」について

消防活動支援システム『FireChief』は、消防職員と消防団員向けの災害時の情報伝達及び事務処理のデジタル化を目的とした消防団グループウェアシステムです。

 

「FireChief」の特徴

【災害発生時】災害発生時には自動により、職団員のスマートフォンに通知を行います。職団員の出動可否など動態管理が可能です。
また出動履歴は業務機能から出動報告の自動作成が可能で、消防団の個人支給、課税計算、出動の証憑を全て自動化できます

【災害現場】災害現場では現場からの動画像配信、地図への延焼区域・浸水区域が可能で入力された情報はシステム上の地図にマッピングします。これらアプリから報告された情報は常備消防、災害対策本部でご活用頂けます。

【業務管理】業務管理では「出動報告」「資機材・車両管理」「スケジュール管理」「資料を添付した業務連絡」が可能で、出動報告のデジタル化と報酬計算を自動化し、PDFや画像を階級に応じて電子化された書類を送信可能です。

「FireChief」の導入実績

  • 東京消防
  • 松江市消防本部
  • 明和町  など

令和4年度より導入消防本部数が国内シェアNo.1 とのこと。

出典:株式会社タヌキテック公式サイト

 

今回の資金調達の目的と背景

今回の資金調達により、製品のアップデートと全国展開を図っていくそうです。

消防向けの「FireChief」「Pro」シリーズの機能充実とカスタマー対応への投資を進め、当システムの普及と社会課題(消防業界における)の解消を目指していくとのこと。

今期中にアーリーでの資金調達を予定しているそうです!