【資金調達】ロボットハンド開発の株式会社Thinker(大阪市)が、1.4億円の資金調達を実施【累計資金調達額4.7億円】
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【資金調達】ロボットハンド開発の株式会社Thinker(大阪市)が、1.4億円の資金調達を実施【累計資金調達額4.7億円】
ロボットハンド開発の株式会社Thinker(大阪市)が、1.4億円の資金調達を実施しました。
今回の資金調達は三者割当増資によるもので、引受先はフューチャーベンチャーキャピタル株式会社、株式会社サンエイト インベストメント等とのこと。
これにより、シリーズAラウンドとしては2023年9月の調達とあわせて総額3.7億円、2022年8月の設立からの累計資金調達額は4.7億円となったそうです。
Thinkerの資金調達額が累計4.7億円に 次世代技術「近接覚センサー」で、ロボットハンドの革新を促進
株式会社Thinkerについて
企業情報
ロボットハンドについて
Thinkerが開発するロボットハンドは、「近接覚センサー TK-01」技術を用いています。
「近接覚センサー TK-01」は、視覚や触覚に頼らずにモノの存在をとらえる「近接覚」という人間にはない認知方法を、対象物との距離と姿勢を同時に計測する独自のセンシング技術によって実現。
これまでロボットマニュピレーションの課題とされてきた、死角部分を含めたモノの形状の捕捉や鏡面・透明物質の認知を可能にしました。
これにより、従来はロボットハンドによる取り扱いが困難とされていた透明物や鏡面物はもちろん、ばら積みされた物体のピッキングも可能となります。
今回の資金調達の目的と背景
今回の資金調達を通し、現場への近接覚センサーTK-01導入・普及を進めるとともに、 “まさぐりながら、つかみに行く”ロボットハンド「Think Hand F」の開発を加速させていくそうです。
これまでの資金調達の実績